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新庄川橋と万葉線橋梁について

庄川の最も下流に、新庄川橋と万葉線庄川橋梁があります。
この2本の橋には2つの課題があります。

1つ目は、老朽化による耐久面の心配です。新庄川橋は昭和13年に改築され、築後75年が、万葉線の橋梁は昭和8年に建設されてから既に80年以上が経過しています。

2つ目は、庄川直轄河川築堤事業の早期完成に向けての取り組みです。平成16年の台風23号の出水では、氾濫危険水位を超えたため、庄西地区や大門及び土合地区で避難勧告が発令され、地域住民は不安な一夜を過ごしました。これにより庄川の築堤事業が進んできましたが、あと残す箇所はこの2本の橋が架かっている場所のみとなっています。橋の高さを築堤部まで上げなければ築堤完了することができず、そのためには多額の予算がかかってしまいます。

この件には、射水市と高岡市の両市の重要要望として県に提出されていますが、県としても多額の予算がかかるため回答を出せずにいるのが現状です。国から道路もしくは河川の予算を付けてもらわなければ難しいのが現状であります。

そこで市では2017年度予算で、橋梁健全度調査事業補助費を計上し橋の老朽度と耐久度に問題は無いのか調査費を計上して頂きました。これによって、耐久的に問題があれば早急に国にも結果を提示することになります。

これからも市、県、国と連携を取りながら早期計画、着工に向けて進めていきます。