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県立大学のH29年度の取り組みが大きく評価!

富山県立大学の平成29年度業務実績に関する評価結果が、富山県公立大学法人評価委員会より評価結果の報告がありました。

特に評価された事項としては
■志願倍率が5倍台に回復。
■県外出身者の学生割合が高かった中で、県内就職率がH28は41.9%からH29は41.8%と前年度並みを維持。
■競争的研究資金の申請に努め、その結果、科学研究費補助金については、採択件数がH28は52件からH29は58件に、新規採択率はH28が24.1%からH29は25%と前年度を上回った。
■新たに危機管理規定を整備し、災害発生時の対応マニュアルを整備した。
以上4点が評価されました。

志願倍率向上の取り組みとしては、新たに学外試験会場として北陸新幹線沿線で首都圏である大宮に会場を新設し志願倍率が上昇しました。また、県内就職率を上げる取り組みとしては、低年時からインターンシップの充実・強化に取り組んできました。さらにH29年10月から中国の瀋陽化工大学の修士生の受け入れを開始するとともに、スイスのバーゼル大学と新たに学術交流協定を締結するなど、国際化に対応する教育環境づくりに取り組んできました。

そのほかにも、産業界のニーズのに対応し、「電子・情報工学科」や「環境・社会基盤工学科」を強化・拡充しています。また、ロボット分野の教育研究を強化するためにH30年度に、知能デザイン工学科を「知能ロボット工学科」に名称変更して取り組んでいます。さらには「医薬品工学科」も新設されました。

今後の課題とされた事項としては
■新設する看護学部の開設準備やキャンパスが2つに分かれることによる課題への対応。
■大学の工事が当分の間、継続することによる安全衛生管理や教員・学生への配慮。
■県内企業就職率向上に向けてのさらなる取り組み。
■大学の意欲的な取り組みについて、積極的かつ繰り返し情報発信が必要。
以上4点が評価されました。

2019年4月からは看護学部が開設され、工学部と併せて2学部体制になります。
県内外の学生から魅力のある大学として目指されるように、そして県内の企業に優秀な人材を輩出することができる大学としてこれからも時代の変化に合わせて、進化し続けていってもらいたいです。

大学のパンフレットはこちら↓↓
https://web-pamphlet.jp/pu-toyama/2019p/html5.html
どのようなキャンパスライフが送れるかわかりやすく記載されています。