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県内中学校卒業者が1万人を割る!とやま留学をすすめるべき!

昨年9月5日に平成30年3月県内中学校卒業者の進路状況調査結果が発表されました。
この中で特に注目するのが、卒業者数の数です。これまで卒業者の数は10,000人を切ることはなかったのですが、今回は9,656人という結果でした。今後さらに減少していくことが予想され、進学する高校のクラス減少や高校再編などの課題も出てきます。県内に暮らす誰もが母校が大事で無くなって欲しくないと思っていますし、地域から学校が無くなると地域の賑わいといった活力も無くしてしまいます。変な固定観念は捨て、行動を起こしていかなければ時は待ってくれません。
そこで対策として、例えば県外から生徒を受け入れるという方法はどうでしょうか。県外の先進事例を見てみると島根県では、しまね留学という施策を打ち出し、島根県外の中学校から島根県立高校への入学者の水位は年々増加しています。平成21年は50人、平成22年は57人、平成27年では151人となっています。

コンセプトとしては、島根県外に住んでいる意欲ある中学生が、島根県の高校を受験し、入学し、島根県で充実した高校3年間をおくること。
魅力としては、寮生活によって様々な地域から集まってくる仲間と生活を共にしながら、自立に向け人間的に大きく成長することができます。また、しまね留学の対象校の1学年の生徒数は30~150人程度。都市部の高校に比べるとコンパクトな高校ですが、だからこそ一人ひとりに合わせた手厚い指導、一人ひとりの個性を大切にする教育ができるとのことです。

富山県でも決して不可能は取り組みではありません。県外からの留学生を積極的に呼び込み、将来は富山を支える大人として活躍してくれたら良いのではないかと思います。

高校選びの新たな選択肢「しまね留学」について
https://shimane-ryugaku.jp/

■平成30年3月県内中学校卒業者進路状況調査結果について
平成30年3月に県内中学校(国立1校、公立79校1分校、私立1校)の卒業する卒業者は9,656人(男子4,973人、女子4,683人)で前年より455人減少しました。
高等学校への進学者数は、9,594人(男子4,939人、女子4,655人)で前年より444人減少しました。高等学校等進学率は99.4%(前年99.3%)で、全国第4位(前年第5位)でした。
就職者数は16人で、前年より1人減少しました。
主な進路先は、高等学校全日制が8,946人(前年9,372人)、高等学校定時制が262人(前年266人)、高等専門学校が254人(前年263人)などとなっています。

■平成31年度県立学校募集定員等の概要
1基本的な考え方
(1)1学級の生徒数は40人を標準とする
(2)募集率は中学校卒業予定者の71%程度とする
(3)普通科割合(総合学科を除く)は66%程度とする

2募集定員
 38校 6,781人(平成30年度に比べ1学級減、定員は43人減)

3学級増減・学科改編等
 H31年3月 中卒予定者数 9,552人(▲107)
        うち新川学区 1,835人(+10)
          富山学区 3,893人(+50)
          高岡学区 2,705人(▲90)
          砺波学区 1,119人(▲77)
 学級増減の内訳  新川学区 桜井高校 +1
          富山学区 富山北部 +1
          高岡学区 高岡商業 ▲1(情報処理)
               小杉高校 ▲1(総合学科)
          砺波学区 砺波高校 ▲1