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黒部峡谷~黒部ダム「黒部ルート」2019年見学会の公募について

県では、黒部ダム周辺地域の観光について世界ブランド化を目指すため、関西電力に対して黒部ルートの一般開放を求めていました。
その要望が叶い、2018年10月に黒部ルートの一般開放・旅行商品化に関する協定が締結されました。

これまで、黒部ダムに行くためのルートは2つあり、富山県側からは「立山ルート」、長野県側からは「長野ルート」がありました。
富山県側からは、立山ケーブルカー→高原バス→トロリーバス→立山ロープウェイ→黒部ケーブルカーを乗り継いでいくルート。
長野県側からは、路線バス→トロリーバスを乗り継いでいくルートでした。


※画像左の立山駅から黒部ダムが従来まであった立山ルート。画像上から下に伸びてくるルートが新たに誕生する黒部ルート。画僧が粗くてすいません。
 
そして今回もう1ルート「黒部ルート」が誕生します。
宇奈月温泉にある宇奈月駅からトロッコ電車に乗車し、黒薙(くろなぎ)→鐘釣(かねつり)→欅平(けやきだいら)まで全長20.1kmを進み、終点の欅平から→竪坑エレベータ→バッテリートロッコ→地下ケーブルカー→黒部トンネル内専用バスを乗り継いでいくルートです。

外の景色を見ながら行くというよりは、工事作業現場の風景を見ながら進んで行くルートで、吉村昭氏の小説「高熱隧道」(こうねつずいどう)にも書かれている岩盤も見ることができます。

2024年には観光商品として開放される予定ですが、待ちきれませんね!
今年も公募見学会が実施されます。応募方法は「はがき」のみとなりますので、皆様お早目の対応を!

以下、黒部ルート見学会の応募方法と詳細です。

■2019年度黒部ルート見学会の実施について

応募方法は、専用応募はがき(パンフレット内に印刷)または「郵便はがき」に必要事項を記入して「黒部ルート見学公募委員会事務局」あてに申し込むことになります。
定員を超える応募があった場合は抽選になります。

応募方法の詳細は【案内パンフレット】を見ていただくことになります。
案内パンフレットは2月22日(金)以降、下記にて入手できます。
1.窓口備付
  県庁、県総合庁舎、主な県の出先機関や県内各市役所、町村役場の窓口ならびに関西電力の県内各事業所

2.インターネット
  関西電力ならびに富山県のホームページでご確認いただけます。
  関西電力 https://www.kepco.co.jp (関西電力 黒部ルートで検索)
  富山県  https://www.pref.toyama.jp (富山県 黒部ルートで検索)

3。問い合わせ先(電話)
  上記にて案内パンフレットが入手できない場合は、ろろべるーと見学公募委員会事務局までお問い合わせください。
  TEL076-442-8263

※補足
旅行商品化になった場合、実施規模は年間最大10,000人を予定している。
(原則として6月~10月までにおける8,000人、天候等の条件が整った年については、最大10,000人の範囲内で設定)