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豪雨の際には河川監視カメラ確認しましょう

県内の河川の水量などを確認できる「河川監視カメラ」があるのをご存知ですか?

富山県河川・海岸カメラのURL
http://kawa.pref.toyama.jp/camera/

昨年、県が洪水時における住民の自主避難や市町村長の避難勧告等の判断を支援するため河川監視カメラ画像をインターネットを通じて一般公開しています。

去年の9月の話になりますが、大雨警報が発令され庄川の水位が氾濫注意水位を超え水防警報が発令されました。射水市ではコミュニティーセンターを自主避難所として開設され、市から職員さんが3名体制で来られて夜通し対応されました。
私は消防分団に所属しているので、地域を巡回しながら自主避難所にも寄って状況を確認しにいきました。

しかし、驚くことに地域の方は誰1人として避難所へ来ていませんでした。後日確認しましたが、開設から閉設まで避難者は0人でした。改めて防災意識の低さを痛感しました。
おそらく、本当に重大な被害が発生しそうなら誰か言いに来てくれるだろう、今まで氾濫したことも無いし大丈夫だろうという考えからそうなったのだと思います。

大規模な災害が発生したとき「大丈夫だろう」と判断した方は避難に遅れ、尊い人命が失われています。
何かあってからでは遅い。あのときああやっておけばよかった・・・それが人命だとしたら悔やんでも悔やみきれません。

大雨によって避難勧告、避難指示が発令された際の1つの判断ツールとして、ぜひ多くの県民のみなさんに活用していただければと思います。



河川監視カメラの画像をホームページで一般公開されています。(平成30年6月より)

■河川監視カメラ画像の一般公開について
洪水時における住民の自主避難や市町村長の避難勧告等の判断を支援するため、これまで提供してきました雨量や河川の水位等の情報に加えて、河川監視カメラ画像をインターネットを通じて一般公開されています。

〇情報の概要と公開の方法
・県が管理する水位周知河川(41河川)の水位観測地点に河川監視カメラを設置
・画像情報(静止画:10分更新)と水位情報をホームページで提供します。

※水位周知河川(水防法第13条)
・知事が「洪水により相当な損害を生ずる恐れがある河川」として指定。
・氾濫危険水位(市長村長の避難勧告等の発令判断の目安となる水位)を定め、この水位に達したときは、直ちに水防管理者等に通知するとともに、報道機関の協力を求め、一般に周知しなければならない河川。

〇カメラ画像の一般公開アドレス
富山県河川・海岸カメラ
http://kawa.pref.toyama.jp/camera/