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日本のベニスとイタリアのヴェネツィア

新湊の内川の景色がイタリアのベニスに似ていると言われてから、内川が日本のベニスと呼ばれるようになりました。それから、内川周辺に観光客がいらっしゃるようになり、映画のロケ地にも選ばれ、映画のロケをするためのセットを作ったようで他には無い魅力的な場所であると言われています。

これまでに内川を日本のベニスとして魅力に磨きをかけていこうということで色々なイベントやまちづくりを行ってこられましたが、実際に本物のベニスを見たことがある人は?・・・と聞いたとき誰もいないというのが現状でした。

これからの新湊地区の活性化を考えた時に、本物のベニスを見てこなければ堂々と「日本のベニス」と言えない、ベニスのような街を目指すこともできないと思い実際に行ってきました。

イタリアではベニスのことをヴェネツィアと言い、アメリカではヴェネツィアのことをベニスと呼びます。ベニスの街は車を運転することが出来ません。交通手段は船になります。自転車の通行も禁止されています。メインの交通機関は、ヴァポレットと呼ばれる船(水上バス)で1番多く人を乗せることができるものです。切符は60分、12時間、24時間、3日間のものに分かれています。ベニスの大きな水路を航行するバスとして観光客に利用されています。

船を漕いでいる人は、市で発行している免許を持っている人。ボーダーのシャツとチノパン、ジーンズは決められた制服なのだそうです。細い水路でゴンドラ同士がぶつかりそうでぶつからない技術が素晴らしかったです。料金は目安として40分120ユーロ。街中にカフェがあり、カフェの前ではピアノ・歌などが演奏されていました。

感想としては、内川とは全く規模が違い、観光の街という印象。しかしながら、内川も大きなポテンシャルを持っていると感じました。景観は外国人観光客が内川に来れば、私達がベニスに行ったような景色に映るでしょう。内川には新湊観光船が航行していますし、川の駅、12の形が違う橋が架かっています。

映画のロケ地後にカフェとして経営されている番屋カフェ、川の駅、内川雅楽堂、着物に着替えて内川をぶらりと歩くことが出来る~おきがえ処KIPPO~など新たなお店もオープンを予定しています。新たなイベントも開催されており、内川へ行けば何か楽しいことをやっているというような場所にできたらと思っています。

最近では毎月第4金曜日に、今後の内川周辺の<まちづくり>と<観光>を考える会「内川ナイトミーティング」を開催し、賑わい創出についてアイディアを出し合い、現実に実行していっています。

今やらないと10年後に、あのときやっていなかったから・・・と後悔するでしょう。「誰かがやってくれる」ではなく「自分たちがやる」と言った気持ちで集まって楽しくやっています。
もし参加してみたい方がいらっしゃったら、お待ちしております。一緒にまちづくりについて考えませんか!?
https://www.facebook.com/events/338973786517392/